砂手紙のなりゆきブログ

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無数の世界線が存在する宇宙で、人は幸せになれるのか(Steins;Gate)

 アニメ『Steins;Gate』見てて納得いかないのは、時間線が無数にあるわけですよね? 一つの世界を救ったとしても、無数の救われない世界ってのは存在してるわけなんだから、世界の過去いくら改変しても意味ないんですよね?

(まゆしぃとクリスがごっつい靴だったり、桐生萌郁が割と可愛い靴だったのはちょっと面白かった。これから見るアニメもっとチェックすることにしよう)
(椎名まゆり(まゆしぃ)みたいな話し方の奴がリアルでいたら、とりあえず一発ぶん殴るね。「いたぁい、何すんだよぉ、おかりん」「やかましい、ぶっ殺すぞこの野郎」ビートたけしの口調で)

 多元宇宙理論って、世界線を変えて幸せになれたとしても、別の世界線では不幸な人ができちゃう(まどかが世界を救えなかった世界線は本当に存在しないのか?)んでどうも納得できない。そもそも、今の世界線が正しいなんて、誰が決める? と小松左京も「地には平和を」の中で言っていた。
 俺が不幸にならないことで、他の誰かが不幸になって、それは避けられない不幸だ、ってのがアニメ『時をかける少女』のつらい理論だけど…まぁオリジナルは「猿の手」みたいなもんか。
 最小不幸原理(不幸になる人をなるべく少ないようにする)って原理は、アニメ『Fate/Zero』の中では、それは無理、って否定されてたけど、考えると難しい。一人の人間が幸せになれば世界なんてどうでもいい、って考えもあって、それをどうやって否定できるのか。
 ぼくやあなたがここに生きていられるのもただの偶然で、別の世界線では別の人たちが受精して、赤ちゃんになって、おとなになっているはず。死ななかったのも運がよかったからで、別の世界線では無数に死んでる。まゆしぃが死んでる世界線なんて数十万はある。それ全部救えるの? 誰が? それは正しいことなの? 
 そんなことより、競馬のレース結果、未来の俺が教えてくれないかなぁ。タイムマシンは無理でも、24時間ぐらい過去へデータ(情報)を送れる研究は絶対進められてるはず。でもって140字ぐらいあればその日の全レース結果過去に送れるはず! この研究してるマッド・サイエンティスト絶対いる。
(これは前にTogetterでまとめたものを一部直したりしてブログテキスト化したものです)