砂手紙のなりゆきブログ

KindleDPで本を出しました。Kindleが読めるデバイスで「砂手紙」を検索してください。過去テキストの一覧はこちら→http://d.hatena.ne.jp/sandletter/20120201/p1

2016-01-01から1年間の記事一覧

最近更新をサボっているこのブログの1日のview数が、毎日書いて7万5千字にもなった小説のトータルのview数よりも多いのが納得いかない

小説のview数が少ないのはまあ、そんなものかな、って思う。 これがもう、誰にも読まれなくても小説書くの楽しいんだよね、今のところ。 ぼくのブログも、はじめて半年ぐらい1日10viewって日々だったんで、要するにもう少しマメにブログ書かなくちゃ、って…

シネシャモ日記っていうブログ、映画が好きな人にはおすすめ

ぼくのブログは、はてなブログ以外は原則としてリンク張らないことにしてるんですが、普通に「シネシャモ日記」で検索するとたどり着けます。『DVDと洋書で映画を楽しむブログ。シネシャモはシネマとシシャモの造語なり。居酒屋で仲間とシシャモを食べている…

フシギというか、ファンタジー要素のないアニメを最初に見たのは『true tears』(2008年)かなあ

あの時も今も、なんであの話をアニメでやる必要があったのかわからない。心の中の名作のひとつですが。 同じ年に放映された『とらドラ!』はまあ、こんな子はいそうにない、という部分でちょっとファンタジーが入ってる。 最近は現代学園ものでも、変な子設…

ごぼうは手で折れるのか折れないのか

物語の中で、きんぴらごぼう用のごぼうを買う登場人物が出てきて、それが折れるかどうか、で、この世界がどんなものかを確認する場面を書いていて、疑問を感じたのでリアルのごぼうを買ってきました。 結論から言うと、折れます。 物語の中の世界では、折れ…

8月は毎日小説(物語)を書きました

毎日1500字目標でダラダラ書いて、4万5千字ぐらいになったかな。 夜の9時からダラダラ、ネットのあちこちを見ながら2~3時間ぐらいかけて書くのです。 今の調子だと、10月いっぱいまでかけて、15万字ぐらいで終わるといいなあ、ぐらいの感じ。 その関係…

ウォルター・マーチが語る映画の「青い部屋」問題と『地獄の黙示録』の音楽

引き続き今日も『映画もまた編集である』(マイケル・オンダーチェ、みすず書房、2011年)でウォルター・マーチが語ったことを語ります。 今日はまるまるテキストを引用したほうが面白いかな。映画『カンバセーション…盗聴…』(1974年)のラフ編集だった5時…

ウォルター・マーチがトーマス・エジソンの17秒の映画に音をつけるまでの職人芸

トーマス・エジソンは自分の業績の筆頭として音を記録することができるもの(蓄音機)を作ったことを挙げています。 まあ映画なんてただのパラパラ写真ですからね。 エジソン(と、その弟子のウィリアム・ディクソン)が残した映画としては、1894年、ディク…

映画編集者のウォルター・マーチがクルツィオ・マラパルテに出会うまでの屈折した道

映画関係の職人仕事でやってみたいのは、照明と編集です。 照明は映画に光と影と色を与えて、文脈的に矛盾がないようにするのが仕事です。 編集は現場が一生懸命撮った50~100時間のフィルムと音を、ひとりで暗いところにこもって、2~3時間にするのが仕事…

世界最初の映画『工場の出口』(1895年)に見られる物語

リュミエール兄弟によって1895年12月28日製作・公開された映画『工場の出口』は、世界最初の現代みたいな映画の起源ということになっています(そこらへん話すと長くなるのでざっくり省略)。 その映画は現在3つのバージョンが確認されており、そのどれもが…

2作目の小説のほう、4万字ぐらい書いたんだけど、まだ1日めが終わらない

これは一週間(7日間)の話になる予定なので、いまの調子だと30万字ぐらいになってしまう。 心はもうスティーブン・キング状態。 ただし執筆速度はスティーブン・キングほどじゃない。 だいたい、パソコンの画面で一画面ぐらいテキスト入力しています。 ブ…

アニメ『シュガー・ラッシュ』(2012年)のヴァネロペ・フォン・シュウィーツちゃん(9歳)が萌え死ぬほどかわいい

なんだよこのかわいいの。販促、じゃなくて反則だろ。 主人公ラルフの口真似するヴァネロペたん。 へんてこな、だけど本物のカートが作れて「やったやったーっ」って飛び跳ねて喜ぶヴァネロペたん。 あっ、いろいろ話すとネタバレになりそうなので、他の萌え…

ディズニー・アニメの登場人物みたいに、うまくキャラにコンプレックスを持たせられない

別にディズニーに限ったことではないのですが、うまく社会環境の中で自分の居場所を見つけられない登場人物が、いろいろな目に会ったり、いろいろなことをしてみんなに認められる、みたいなのが話の基本みたいな気がしてたんだけど、どうもぼくが普段接して…

アヲイさんという人の「無責任落語録」という記事のシリーズが面白いのです

ブログの名前は「アヲイ報|愚痴とか落語とか小説とか。」ってところ。 そこを「無責任落語録」で検索すると出てきます。 awoii.hateblo.jp ぼくは非常にいい加減に、作業用のBGMがわりに落語を聞いてるだけなんですけど、アヲイさんはちゃんと分析してる…

なんか、「君」ってタイトルに入っている少女漫画系アニメって多くない?

と思って調べたけど、3つしかなかった。『君に届け』(2009・11年)『君と僕。」(2011・12年)『四月は君の嘘』(2014年) もっとわかりやすいタイトルをつけて欲しいだけでした。『好きから始まる異世界の君と僕。』みたいな、最近のラノベみたいな感じで…

アニメの収録の基本(まだ少し調査中)

収録スタジオは基本3時間単位で予約して、30分のアニメを2時間以上かけて、ただし3時間を越えないように収録します。 朝9時から夜の12時までやってます(これはスタジオによる)。 収録は、段取り(素読みみたいなもので、これでキャラのイメージ統一を…

ねこのコロブチカ

コロブチカというのはロシア民謡でニコライ・ネクラーソフが発表した長編詩「行商人(コロベイニキ)」の一節に由来しています。 日本ではフォークダンスとして流行り、世界ではテトリスのゲーム音楽として流行・定着しました。 まず、これに「ねこのコロブ…

ブログ記事の数が今日の奴を入れて998なんで、そろそろなんとかしたいです

なんとかする、というのはキンドルのKindleDPにする、ということ。 校正(漢字表記の統一その他)がめんどくさいのと、どうでもいいのを省くのがめんどくさい。 どうでもいいのもそのまま載せて、校正もしないでまとめてみようかなあ。 リアル本(同人誌)に…

最近取りはじめたふたつのノート(メモ)

ひとつは、「ライトノベルのテキストでよくある文例集」。・柔らかな感触・小首を傾げる・こくこくと頷く・足元がぐらりと揺れた・たたらを踏む・なっ!? 以下略。 もうひとつは、「本や映画で見た、知らない用語集」。・リバイバル (キリスト教)・アンドレ・…

村上春樹みたいに朝に小説を書こうと思ったけどひと月ぐらいで無理だとあきらめた

なんかこう、寝る前に小説の中の登場人物のことを考えて寝るとか、そういう器用なことできない。 朝は朝で、ジョギングしてシャワー浴びて小説書く、なんて規則正い生活は、できなくはないんだろうけど、なんか違うんだよなあ。それはぼくの生活ではない、み…

小説のネタのアイデアメモ・夢日記なんて、どうせ使わないから作るだけムダ

これはいい考えだ、とか、この夢の物語は小説に使えるかも、と、なんでもメモしておいても、ぼくの場合はどうもうまく使えない。そういうのは物語を作る人の、作りかたの違いなんだろうな。要するに、そういうメモを有効利用できる人とそうでない人がいる。 …

とある女子高生の会話

いつもは乗ったことがないバスに乗ったら、電車とは違って隙だらけの女子高生がこんな会話をしてました。「…でさあ、キムラっているじゃん、あの超フリョーっぽいの。それがさー、何があったか知らないんだけど、ひと月前ぐらいから真面目になっちゃってさー…

「りとした」という形容詞を使いすぎるとバカみたいに見えるので避ける

最近どうもライトノベルのありふれた語句コレクションというのをやりたくなりました。 陶磁器のような肌 ふんわりとした髪 残念な胸 なっ…!? こんな感じ。 で、思ったのは、「りとした」という語を使わないとだいぶ文章がいい感じになるかな、ってことです。…

考えたら図書館で借りてこないで図書館で読めばいいんだ

なんでそのことにもっと早く気がつかなかったのか。 今日、図書館で貸してくれない本(参考資料)をパラパラ見ていて気がついた。 国会図書館にしかないような本も、国会図書館で読めばいいんだよね。 今借りている本は、地元の図書館が他の図書館から無理矢…

怒ってる人が怒ってるところは、怒ってる人ではなく怒られてる人を映す

どうもアメリカの、ハリウッド系の映画を見ていると、アクションしている人を映しすぎのような気になるのです。 特に最近の映画。 話してる人(アクションしている人)ばかり映してる。 舞台劇のように映画を撮っていた時代のハリウッドは、セットはいかにも…

香りと手触りでできた歌(スカボロー・フェア)

サイモンとガーファンクルの歌で(多分)知られている「スカボロー・フェア」は、イギリスの古歌、というかフォークソングということになっています。 訳詩その他はウィキペディアに出ていますが、そもそも最初の一行がわからない。 わかることはわかるんで…

ライトノベルとかミステリーとか読んで気づいたことは、どうもぼくは女性の書いた小説は苦手らしいということ

どうもどれもこれも、ことごとくつまらない。 という言いかたは失礼すぎですが、女性作家が書いてうまく書ける部分と、ぼくが面白いと思う部分がズレてるんですね。 だからもう、これは自分がつまらないと思う作家の話ではなくて、面白いと思う作家の話をす…

なんか最近読んでいるライトノベルで学生ライトノベル作家が主人公の話が多いな、と思ったら時雨沢恵一がもう言っていた

立て続けにそういうのばかり読んでしまったので、いろいろ考える。 ぼく自身が当たってる確率は、異世界転生ものより多いぐらい。 時雨沢恵一は、『男子高校生で売れっ子ライトノベル作家をしているけれど、年下のクラスメイトで声優の女の子に首を絞められ…

『指物師名人長二』とモーパッサンと三遊亭円朝(橋本雅邦)

三遊亭円朝の作による『指物師名人長二』は、名人の犯罪創作実話みたいなところの原作がモーパッサンの短編「親殺しの話」に由来していて、これは現在では『三遊亭円朝探偵小説選』(論創社、2009年)で比較的簡単に読めることになっています。まあもっと簡…

悪いキャラクターの設定って、非人間的なものでないと難しい

悪いキャラクターに説得力を持たせすぎると(人間に近づけすぎると)どうもうまくいかないんだよなあ。 なんとなく、ファンタジー(異世界)の主人公キャラクターって、別に高倉健みたいなのでいいんだよな。 敵対するヤクザの親分がなぜ悪いかというと、高…

ライトノベルを読むとき、割とイラストにはこだわらないほう

というか、ほとんどイラストなんて見たりしない。 むしろ、なるべく見ないようにしている。 だから、アニメを見ても声とか絵とかまったく気にならない(アニメとライトノベルは別のものとして楽しんでる)。 そんなことより、ハルチカシリーズってミステリー…